【タナゴ・小物釣り】釣りって素晴らしい★①

小物釣りは魚の生態を深く知る事ができるから触れておくと良いよ。
餌を使った釣りでも魚の居場所やタナを理解していなければ釣果に結びつかない。
魚にあわせたハリのサイズや餌の食性の知識も学ぶことができる。

小魚を狙う事によって、小魚が一体どういうところにいるのか、朝・昼・夜とで魚の動きは小魚もまた大きく変化するよね。
そんな小魚を餌にしてる魚を狙いたいなんて時に小魚の生態は必ず役に立つでしょ。
じゃあ小魚釣りもバカにはできない。
偏見を持っている釣り人は自分の好きな釣りでも視野の狭い引き出しの少ないアングラーさんに育ってしまうから勿論〇〇専門というも良いんだけどね、〇〇専門の中でも触れておくべき釣りは沢山あるかなって思うよ。

雪姉の周りにはシーバスをやっているアングラーさんが多いよね。
シーバスは食性が広くパターンといわれるものがあるでしょう。
都内だったら今の時期だったらバチだったり、ボラ（イナッコ）やイワシとね。
川バチシーズンだったね、バチってどんな底質のところに多くいるんだろうか。
バチが抜ける川ではマハゼが多く釣れるよね、そんなマハゼもシーバスは食べるよね。
じゃあボラやイナッコを狙ってみたことある？イワシを釣った事ある？
狙ってみればイナッコやイワシがどういう環境に住んでいてどんなタイミングで接岸するのかがわかるよね。
それはシーバス釣りにおいて大きなヒントになる。
パターンフィッシングを語るなら餌に詳しい人がより釣果を伸ばせるんだよ。
ボートで釣りする時も魚探では何を探す？
『餌を探すよね』
餌に詳しいって素晴らしいじゃん、どの釣りも一緒であり釣りは色んな事が繋がってくる。

そういうこと。

技術面においてなら、のべ竿使って細い糸に竿一本で魚とのファイトを体に染みつけてごらん。
リールを使った釣りしかしない人は、竿を全然曲げれていなかったり、極端なドラグの設定をしてしまったりね。
勿論リール釣り専門でも経験で上手になっている人もいるけれどまずは竿一本で大きな魚とのファイトをしてみれば竿をどこまで曲げられるのか、魚をいなすにはどっちに曲げる必要があるのか。
竿やラインの限界がどこまでなのか、そういう事も学ぶことができるよね。

と、小物釣りからは少し話がそれてしまったね。
とにかく様々な釣りに触れる事は必ず自分が本来極めたいなって思う釣りに何かヒントをもたらしてくれる、よくみんな引き出し引き出しっていうでしょ。
そういう引き出しを作る為にも広い視野で釣りと向き合うとより上手になると思うよ。
そして色んな釣りがあり人それぞれ得意不得意あるかもしれないけど、必ず共通して『楽しさがある』からね、実際に触れてみてその楽しさに気付く事もまた大事。

それでいいと思うよ。
自分が楽しいと思った釣りをその時にとことん楽しむ事。
うまくなりたいなら柔軟に色んな事を経験して学ぶ事。

自分なりに色んな仮説を立ててみたり、実体験での記録をつけて統計をとってみるのもいいね。